EDになってしまったら何科に行けばいいの?

ED治療の検査

EDとは、性交を行うために必要な勃起が起らなかったり、勃起が持続しない状態です。
単に勃たないだけではなく、その持続が困難な場合もEDです。

EDに悩む男性は、日本には約1130万人もいると推計されています。
50歳代では約40%、60歳代では60%と半数を超えます。
では、EDではないだろうかと思った時は、どこに行けば良いのでしょうか。
かかりつけ医に相談すれば薬を処方して貰えるのでしょうか。

内科の病院やクリニックでも、頼めば薬を出してくれる医師もいるでしょう。
さっと薬を出してくれる医者は一見親切な医師に思えますが、良い医者と言えるでしょうか。
便利な医者ではあるけど、良い医者とは言い難いです。
専門外なのに検査や診察もしないで話だけを聞いてEDの治療薬を処方するというのは、無責任とも言えます。
「勃起しないんですという患者さんに、「ああ、それはEDですね。
お薬を出しておきましょう」などと、10秒診察で薬を処方してくれるような医師は信用しないほうが無難です。

EDと一口で言ってもその原因は様々です。
ホルモンの分泌に問題があって勃起しないこともあるし、動脈硬化や高血圧で陰茎動脈に十分な血液が流れないことが一因となっていることもあります。
また、性交に対する不安感が強いケースなどの心理的な問題が背景にあるケースもすくなくありません。
うつ病や統合失調症などの精神的な疾患が関与していることもあります。
どのようなタイプなのか、背景に何か病気は隠れていないのか等をきちんと検査をしたうえで、一人一人の状態に適した治療を行うことが大切です。

やはり、きちんと専門医の診察や検査を受けることをおすすめします。
EDの検査や治療を行うのは、基本的には泌尿器科です。
まずは泌尿器科で診てもらって、特に泌尿器科的には問題がなく、心理的なものや精神的なものだと判断された場合は神経科や心療内科を、ホルモン異常があると判った場合は内分泌科を紹介してくれるでしょう。

ED専門の病院やクリニックへ行くのがオススメ

日本性機能学会のホームページによると、2015年10月の時点で、EDの専門医は日本国内に212人います。
一番多い都道府県は東京都の32人、次いで大阪府の29人です。
大半が泌尿器科医で、精神科・神経科・心療内科が5人ほどいます。
大学病院や大きな病院よりも、小規模な病院やクリニックに専門医が多い傾向があります。

日本性機能学会に所属しているED専門医は、日本性機能学会のホームページに一覧表が掲載されています。
お近くの専門医はここから探すと良いでしょう。
掲載されている所属先は2015年時点のものなので、現在は勤務先が変更になっている医師もいるので注意してください。
受診する前に、電話などで確認をする方が無難です。

一覧表を見ると、秋田県や新潟県、山梨県などは1人しか専門医がいません。
しかし学会に所属していなくても、ED治療に力を入れているクリニックや積極的に治療を行っている泌尿器科医もいるので、ネットで検索するなどして探すのも一方法です。
少なくとも、内科などの医師の診察や処方よりも、泌尿器科医の方がベターです。

EDが専門の病院やクリニックを受診する際は、他のクリニックでもらった薬、今飲んでいる薬がある人はお薬手帳を持って行くなどして、お薬の名前が判るようにしてください。
また、過去に手術を受けた経験がある人や通院しなければならない病気に罹ったことのある人は、その病名なども答えられるように準備をして受診してください。

「薬だけもらえればいいんだ」などと、検査を面倒に思う人もいるかもしれませんが、きちんとどのようなタイプか見極めないと一番良い治療はできません。
効かない薬を飲んでも、お金の無駄になるばかりではなく、体にも余計な負担をかけることになります。
専門医に診てもらうのが一番の近道です。

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